2026年7月12日(日)初日、26日(日)千秋楽。59年続いた愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)から、最大1万7千席を擁する『新IGアリーナ』(名古屋市北区名城1丁目)へ大相撲名古屋場所が初移転する。地下鉄名城線「名城公園駅」徒歩約5分という新しい立地条件のもと、宿選びの常識も更新する必要がある。本記事では、新会場へ徒歩・電車一駅で通える名城公園エリアと、夜の名古屋飯まで動線が伸びる栄一駅圏に絞り、編集部が中規模ホテル6軒を選んだ。「朝場所→昼下がりに名古屋飯→夜は街を歩く」という二泊三日のリズムを前提に、HotelPicksスコアと立地・スケール・価格帯のバランスで構成している。
| # | ホテル | エリア | Score | 客室 | 目安価格 | 1行特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ホテル・アンドルームス名古屋栄 | 名古屋市中区丸の内 | 94 | 108 | ¥14–¥21k | IGアリーナ最寄り徒歩圏、丸の内三丁目の大浴場サウナ付き |
| 2 | ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋 | 名古屋市中区栄 | 94 | 246 | ¥38–¥55k | 栄駅直結・中日ビル25階以上、開業2024年の上層階ビュー |
| 3 | エスパシオ ナゴヤキャッスル | 名古屋市西区樋の口町 | 92 | 100 | ¥199–¥260k | 名古屋城そばに2025年開業、全室バルコニーと展望風呂 |
| 4 | 西鉄ホテル クルーム名古屋 | 名古屋市中区錦 | 91 | 242 | ¥17–¥25k | 久屋大通駅西出口徒歩1分、家のような落ち着き |
| 5 | 東京第一ホテル錦 | 名古屋市中区錦 | 90 | 233 | ¥12–¥17k | 栄駅徒歩2分、阪急阪神第一ホテルグループの実績 |
| 6 | ホテル京阪名古屋 | 名古屋市中区錦 | 90 | 259 | ¥19–¥29k | 丸の内駅・久屋大通駅から徒歩4分、桜通沿いの動線 |
※ 目安価格は公開販売価格の集計に基づく参考値で、実際の予約料金とは異なります。1泊2名利用時の1室あたり料金(税込)です。
1. ホテル・アンドルームス名古屋栄 — 名古屋市中区丸の内
名城公園駅まで一駅・徒歩圏。IGアリーナへ通うなら、編集部が真っ先に推す丸の内三丁目の一軒。
HotelPicks Score: 94 / 100 108室、中規模ホテル。
目安価格 ¥14,000–¥21,000 / 泊 (2名1室・通常期)

なぜ選ばれるか
IGアリーナのある名城公園からほぼ一直線、地下鉄名城線で一駅、または徒歩二十分弱で歩いて戻れる立地が最大の理由。さらに館内に大浴場とサウナを備え、土俵の熱気に染まった体を湯で抜けるのが、相撲観戦の連泊にはことのほか効く。客室はコンパクトながら造作が丁寧で、ベーカリーカフェ併設の朝食も評価が高い。
集約レビューの傾向
公開レビューデータを集計すると、立地の良さに加えて、清潔感・スタッフの応対・朝食の三点で安定した評価が見て取れる。大浴場・サウナの満足度は連泊客から特に高い。客室サイズについては「機能的だが広くはない」という傾向で、荷物の多い旅程よりは身軽な二泊三日に向く。
向く人 / 向かない人
-
向く:
相撲観戦の二泊三日、丸の内・名城公園駅の動線を重視する人、観戦後にサウナで疲れを抜きたい人 -
向かない:
大きなスーツケース二つで動く長期滞在、栄の繁華街中心の夜遊び動線(最寄りは丸の内駅で、栄は徒歩十分強)
具体情報
- 最寄り駅: 地下鉄桜通線「久屋大通駅」徒歩約5分、名城線「名城公園駅」まで地下鉄一駅(約3分)
- 客室サイズ: 13〜18 ㎡(シングル中心、ダブル・ツイン併設)
- チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜11:00
- 食事: 朝食は併設ベーカリーカフェ「BRUNO」のビュッフェ
- 特記: 大浴場(男女)・男性サウナ完備
2. ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋 — 名古屋市中区栄
栄駅直結・中日ビル25階以上に全室。観戦後の夜景込みで体験を組み立てたい一軒。
HotelPicks Score: 94 / 100 246室、中規模アッパーホテル。
目安価格 ¥38,000–¥55,000 / 泊 (2名1室・通常期)

なぜ選ばれるか
2024年2月に中日ビルとともに開業した上層階ホテル。栄駅直結で名城線一本でIGアリーナへ。客室は全て25階以上、名古屋テレビ塔と栄の街明かりを見下ろす設計で、観戦後の夜景・朝の眺望ともに体験価値が高い。中規模246室というスケールも、繁忙期の予約確保において強みになる。
集約レビューの傾向
公開レビューデータでは、眺望・客室の新しさ・スタッフ対応の三点で高い満足度が確認できる。中日ビルというロケーションゆえ繁華街の真上で、夜の選択肢の多さも評価される。一方、フルサービス・ホテル価格帯となるため「ビジネス利用の出張」よりは「滞在そのものを楽しむ」目的の旅程と相性がいい。
向く人 / 向かない人
-
向く:
相撲観戦+夜景・栄の街を組み合わせたい大人二人旅、記念日と組み合わせる旅程、写真として記憶に残したい滞在 -
向かない:
宿泊費を抑えたい連泊、観戦のための「寝るだけ」用途、子連れで広い客室が必須な家族旅
具体情報
- 最寄り駅: 地下鉄東山線・名城線「栄駅」直結(中日ビル)。IGアリーナへは名城線一本約8分
- 客室サイズ: 32〜90 ㎡(スイート含む)、全室25階以上
- チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜12:00
- 食事: 朝食ビュッフェ(フレンチダイニング)
- 特記: 2024年2月開業、フィットネス・スパ併設
3. エスパシオ ナゴヤキャッスル — 名古屋市西区樋の口町
名古屋城のほとりに2025年10月開業、全室バルコニーと展望風呂。観戦を「滞在のひとつの場面」に変える一軒。
HotelPicks Score: 92 / 100 100室、中規模ラグジュアリー。
目安価格 ¥199,000–¥260,000 / 泊 (2名1室・通常期)

なぜ選ばれるか
IGアリーナと同じく名城公園エリアに2025年10月新規開業の、名古屋初のラグジュアリーアートホテル。Leading Hotels of the World加盟。全100室すべてにバルコニーと展望風呂を備え、6室の「アート・コレクション」スイートは6人のアーティストがそれぞれデザインを担当。相撲観戦を「観るだけ」ではなく、滞在そのものを目的化する旅程に推したい。
集約レビューの傾向
公開レビューデータの蓄積はまだ少ないものの、開業以来の評価傾向は極めて高い。バルコニー・展望風呂・アートワークの三点で、国内ラグジュアリー帯としても新鮮な体験との評価が確認できる。一方、料金帯は明確に高く、相撲観戦の連泊で六日連続というよりは、千秋楽の一泊・記念日との組合せに向く。
向く人 / 向かない人
-
向く:
記念日と組み合わせた千秋楽観戦、相撲文化と建築・アート鑑賞を同時に楽しみたい大人、海外からの招待客を伴う旅程 -
向かない:
日数優先の連泊、ビジネス出張、価格帯を最重要視する旅程
具体情報
- 最寄り駅: 地下鉄鶴舞線「浅間町駅」1番出口徒歩約10分、IGアリーナまで徒歩約15分
- 客室サイズ: 50〜200 ㎡超(全室バルコニー+展望風呂、スイート含む)
- チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜12:00
- 食事: 館内8店舗(フレンチ・寿司・天ぷら・鉄板焼など)
- 特記: 2025年10月開業、天然温泉スパ「ESPACIO SPA」、Leading Hotels of the World加盟
4. 西鉄ホテル クルーム名古屋 — 名古屋市中区錦
久屋大通駅西4番出口徒歩1分。「家のような落ち着き」をコンセプトに据えた、栄一駅圏の安定軸。
HotelPicks Score: 91 / 100 242室、中規模ホテル。
目安価格 ¥17,000–¥25,000 / 泊 (2名1室・通常期)

なぜ選ばれるか
西鉄ホテルズが運営する「クルーム」シリーズの名古屋拠点。久屋大通駅西改札の出口から徒歩1分、栄駅まで一駅・名城公園駅まで一駅という、ちょうど中間点の動線上に位置する。「旅先にある、わたしの家」をコンセプトとした客室は、ビジネス用途より滞在を楽しむ意図が透ける造り。242室の中規模スケールで、繁忙期の予約安定性も担保される。
集約レビューの傾向
公開レビューデータでは、立地・客室の落ち着き・朝食の三点で安定した評価が見て取れる。久屋大通駅直近でありながら、館内に入ると喧騒が遠のく設計が支持される傾向。スタッフ応対の評価も高く、家族客・大人ペア・一人旅のいずれにも応用が利く。
向く人 / 向かない人
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向く:
名城公園と栄、両エリアの動線をフラットに使いたい旅程、駅近を最優先する一人旅・大人二人旅 -
向かない:
館内施設の充実度を重視する滞在(大浴場なし)、駐車場込みでの車利用の旅程
具体情報
- 最寄り駅: 地下鉄名城線・桜通線「久屋大通駅」西改札4番出口徒歩約1分、IGアリーナへ名城線一本約5分
- 客室サイズ: 17〜28 ㎡(シングル・ダブル・ツイン)
- チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜11:00
- 食事: 朝食ビュッフェ
- 特記: 客室Wi-Fi、コインランドリー、ラウンジ
5. 東京第一ホテル錦 — 名古屋市中区錦
栄駅1番出口徒歩2分。阪急阪神第一ホテルグループ、長年の実績を持つ栄の定点。
HotelPicks Score: 90 / 100 233室、中規模ホテル。
目安価格 ¥12,000–¥17,000 / 泊 (2名1室・通常期)

なぜ選ばれるか
栄駅から徒歩2分という近接性、233室の中規模スケール、そして阪急阪神第一ホテルグループとしての長年の運営実績。IGアリーナまでは名城線一本約8分、観戦動線として無理がない。料金帯も今回のリストでは最も抑えめで、相撲観戦の連泊(千秋楽までの六日間など)でコストを意識する旅程に向く。
集約レビューの傾向
公開レビューデータでは、立地・スタッフ応対・コストパフォーマンスの三点で安定した評価が確認できる。一万件超のレビュー数が示す通り、栄エリアで長く選ばれてきた実績がそのまま反映されている。客室は機能性重視で、最新設計のホテルと比べると装飾は控えめだが、その分価格に表れる。
向く人 / 向かない人
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向く:
六日間の連泊で価格を抑えたい相撲ファン、栄駅を起点とした観光・食を組み合わせる旅程 -
向かない:
新築・新装の客室を求める滞在、館内に大浴場・スパを期待する旅程
具体情報
- 最寄り駅: 地下鉄東山線「栄駅」1番出口徒歩約2分、IGアリーナへ名城線一本約8分
- 客室サイズ: 15〜30 ㎡(シングル・ツイン・エグゼクティブツイン)
- チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜11:00
- 食事: 朝食ビュッフェ
- 特記: 宴会場、ウェディング会場併設
6. ホテル京阪名古屋 — 名古屋市中区錦
丸の内駅・久屋大通駅から徒歩4分、桜通沿いの中規模ホテル。動線と価格のバランスが取れた選択肢。
HotelPicks Score: 90 / 100 259室、中規模ホテル。
目安価格 ¥19,000–¥29,000 / 泊 (2名1室・通常期)

なぜ選ばれるか
京阪ホテルチェーンの名古屋拠点。地下鉄桜通線「丸の内駅」「久屋大通駅」のいずれからも徒歩4分という、名城公園エリアと栄エリアの動線が交差する位置。259室の中規模で繁忙期の予約安定性が高く、価格帯も中位に収まる。相撲観戦の連泊で「動線・規模・価格」の三軸を平均的に満たす実用的な一軒。
集約レビューの傾向
公開レビューデータでは、立地と清潔感、スタッフ対応の三点で安定した評価が確認できる。京阪ブランドとしての運営標準の高さが、客室の機能性・朝食の品質に表れる傾向。突出した特長はないが、相撲観戦の連泊で安定して使える宿としての信頼性が魅力。
向く人 / 向かない人
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向く:
丸の内・久屋大通の動線を確保しつつ価格も抑えたい連泊、出張延長で観戦を組み込む旅程 -
向かない:
館内施設の充実度や非日常感を求める滞在、栄の繁華街密着での夜遊び中心の旅程
具体情報
- 最寄り駅: 地下鉄桜通線「丸の内駅」「久屋大通駅」徒歩約4分、IGアリーナへ名城線一本約5分
- 客室サイズ: 14〜26 ㎡(シングル・ダブル・ツイン)
- チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜11:00
- 食事: 朝食ビュッフェ
- 特記: 無料Wi-Fi、コインランドリー
よくある質問
Q. IGアリーナへの最寄り駅とアクセスは?
A. 最寄りは地下鉄名城線「名城公園駅」2番出口、徒歩約5分。栄駅から名城線で1駅約3分。名古屋駅からは桜通線で「久屋大通駅」乗換、名城線で「名城公園駅」、合計約15分。徒歩なら名古屋城北側の名城公園を抜けるルートで栄から約20分。会場周辺は十五日間にわたって混雑が予想され、地下鉄一日券(870円)の活用が現実的。
Q. 大相撲名古屋場所2026のチケット入手は?
A. 日本相撲協会公式チケットサイトでの先行抽選・一般販売が中心。新会場初年度のため例年以上の需要が見込まれる。土俵に近いマス席は早期に売り切れる傾向で、千秋楽近辺の宿の予約と並行して早めの確保が現実的。当日券は一部設定されるが、最近の場所では即日完売が続いている。
Q. 名古屋場所中の宿予約のタイミングは?
A. 例年、本場所初日が決まる前年12月以降に予約が動き始め、4〜5月で一気に埋まる。中日(なかび)・千秋楽近辺の土日は特に競争率が高い。新IGアリーナ初年度となる2026年7月は通常以上の需要が想定され、宿選びの自由度を確保したい場合は記事公開時点(6月)で動くのが現実的。
Q. 七月の名古屋の気候は?
A. 梅雨明け前後で湿度が高く、最高気温は連日30度を超える日が多い。観戦の往復・場所終わりの街歩きでも汗をかきやすく、館内大浴場や大きなバスタブを備えた宿が連泊で効く。本記事ではホテル・アンドルームス名古屋栄、エスパシオ ナゴヤキャッスルの2軒が温浴施設の充実度で頭ひとつ抜ける。
Q. 観戦と組み合わせたい名古屋の街動線は?
A. 名古屋城(IGアリーナから徒歩圏)、徳川美術館、栄の地下街と久屋大通公園、そして大須商店街。場所終了が18時前後のため、観戦後に栄・大須エリアでひつまぶし・味噌煮込みうどん・手羽先などの名古屋飯動線を組むのが定番。本記事で挙げた6軒は、いずれもこの動線上または近接する位置に立つ。
本記事の参考情報
・日本相撲協会公式サイト — 本場所日程・チケット情報の一次ソース
・名古屋コンシェルジュ(名古屋市公式観光情報) — エリア・宿泊・交通の総合情報
・Wikipedia: IGアリーナ — 新会場の沿革・スペック
編集部から
大相撲名古屋場所が新会場で迎える初年度。59年続いたドルフィンズアリーナから名城公園エリアへの移転は、名古屋という街の相撲動線そのものを書き換える出来事と言える。本記事で選んだ6軒は、IGアリーナへの近接性、栄一駅圏の動線、館内施設の三軸でバランスを取ったが、観戦体験の主役はあくまで土俵の上の力士たち。宿はその十五日間を支える舞台裏に過ぎない。それでも、観戦後にどの湯に入り、どの朝食でその日の場所に向かうか——その選択が二泊三日、あるいは六日間連泊のリズムを決める。新会場での初年度、ご自身の旅程に合う一軒が本記事から見つかれば幸いです。