箱根・宮ノ下の富士屋ホテルの掲載価格は1泊2名¥53,000〜¥85,000(2026年5月〜2027年4月2日宿泊分)で、いちばん安いのは2027年1月・2月の中央値¥53,400。公開レビューデータを集計した評価は4.5以上(5点満点、1,000件以上)である。
箱根湯本駅近くの「湯本富士屋ホテル」は同じグループの別のホテルで、本記事が扱うのは宮ノ下にある明治11年(1878年)創業の富士屋ホテルだ(富士屋ホテル 沿革)。泊まる前に「いくらかかるか」「4つの宿泊棟のどれを選ぶか」を決めたい人に向けて、料金データと公式情報を整理した。
この記事の要点
- 掲載価格(1泊2名・税込)の中央値は2027年1月・2月の¥53,400が最安、2026年10月の¥84,600が最高で、差は約¥31,000。
- 土曜泊がいちばん高く、11月以降の平日(月〜水・金)は中央値¥62,400と土曜より約¥20,000低い。
- 口コミの話題は料理の味が30〜40%、スタッフの対応が20〜30%。客室・温泉はそれぞれ10〜20%。
- 宿泊棟は本館(1891年)・西洋館(1906年)・花御殿(1936年)・フォレスト・ウイング(1960年)の4棟、計120室。

グラフの数値を表で見る
| 項目 | 掲載価格の中央値 |
|---|---|
| 2026年5月 | ¥73,400 |
| 6月 | ¥68,600 |
| 7月 | ¥71,200 |
| 8月 | ¥71,200 |
| 9月 | ¥62,400 |
| 10月 | ¥84,600 |
| 11月 | ¥81,200 |
| 12月 | ¥62,400 |
| 2027年1月 | ¥53,400 |
| 2月 | ¥53,400 |
| 3月 | ¥73,300 |
富士屋ホテルの料金はいくら?安い時期は?
掲載価格は2026年5〜10月宿泊分で¥67,000〜¥85,000、2026年11月〜2027年4月2日宿泊分で¥53,000〜¥81,000(いずれも下位25%〜上位25%の幅)。中央値はどちらの期間も¥71,200である。
月別に見ると、最も安いのは2027年1月と2月で中央値¥53,400。2026年9月と12月の¥62,400が続く。最も高いのは2026年10月の¥84,600で、11月も¥81,200と高めだ。
| 宿泊月 | 掲載価格の中央値 | 集計日数 |
|---|---|---|
| 2026年5月 | ¥73,400 | 31日 |
| 6月 | ¥68,600 | 30日 |
| 7月 | ¥71,200 | 31日 |
| 8月 | ¥71,200 | 31日 |
| 9月 | ¥62,400 | 30日 |
| 10月 | ¥84,600 | 31日 |
| 11月 | ¥81,200 | 30日 |
| 12月 | ¥62,400 | 30日 |
| 2027年1月 | ¥53,400 | 25日 |
| 2月 | ¥53,400 | 28日 |
| 3月 | ¥73,300 | 31日 |
掲載価格は各宿泊日の最安プランの値で、棟や客室タイプを指定した料金ではない。上位の客室は公式サイトで客室ごとの料金を確認したい。
何曜日が安い?
グラフの数値を表で見る
| 項目 | 2026年5〜10月 | 2026年11月〜2027年4月2日 |
|---|---|---|
| 月 | ¥71,200 | ¥62,400 |
| 火 | ¥71,200 | ¥62,400 |
| 水 | ¥69,000 | ¥62,400 |
| 木 | ¥71,200 | ¥63,400 |
| 金 | ¥71,200 | ¥62,400 |
| 土 | ¥89,000 | ¥82,700 |
| 日 | ¥71,200 | ¥71,200 |
どちらの期間も土曜泊が最も高い。2026年5〜10月は土曜の中央値¥89,000に対し水曜が¥69,000で、差は¥20,000。2026年11月〜2027年4月2日は月・火・水・金曜が¥62,400、土曜が¥82,700で、差は¥20,300となる。
箱根の富士屋ホテル、口コミではどんな点が挙がっている?
公開レビューデータを集計した評価は4.5以上(5点満点)、件数は1,000件以上。直近24か月の口コミで多く触れられている話題は次のとおりで、いずれも好意的な言及が中心である。
- 料理の味に触れた口コミが30〜40%
- スタッフの対応に触れた口コミが20〜30%
- 客室の快適さに触れた口コミが10〜20%
- 温泉・天然温泉に触れた口コミが10〜20%
- 記念日・誕生日に触れた口コミが10〜20%
館内にはフランス料理のメインダイニングルーム「ザ・フジヤ」、明治28年に御用邸として造営された「旧御用邸 菊華荘」の日本料理、洋食の「レストラン・カスケード」がある(公式サイト 食事)。
4つの宿泊棟はどう違う?フォレスト・ウイングの客室は?
約7,600坪の敷地に4つの宿泊棟があり、全室に宮ノ下の天然温泉がひかれている(公式サイト 客室)。本館・西洋館・花御殿は登録有形文化財である。
| 宿泊棟 | 建築年 | 客室 | 主な客室と広さ | 天井高 |
|---|---|---|---|---|
| 本館 | 1891年(明治24年) | 12室 | チャップリンズルーム49㎡、ヒストリックジュニアスイート47〜50㎡、ヒストリックツイン29〜36㎡、ヒストリックダブル28㎡ | 3.5〜3.7m |
| 西洋館 | 1906年(明治39年) | 21室 | ヒストリックスイート60〜64㎡、ヒストリックデラックスツイン41〜49㎡、ヒストリックツイン33〜35㎡ | 3.1〜3.8m |
| 花御殿 | 1936年(昭和11年) | 40室 | ペントハウススイート113㎡(定員4名)、ヘリテージルーム69〜74㎡、ヒストリックジュニアスイート63〜68㎡、ヒストリックデラックスツイン35〜49㎡ | 3.0〜3.9m |
| フォレスト・ウイング | 1960年(昭和35年) | 47室 | プレミアスイート82㎡(半露天風呂付き)、コーナーツイン・ツインガーデンサイド・ツインフォレストサイド各41㎡ | 2.7m |
本館は現役で最古の建物で、唐破風の玄関が特徴。富士屋ホテルで唯一のダブルベッドの客室「ヒストリックダブル」と、チャーリー・チャップリンが滞在した一室を改めた「チャップリンズルーム」がこの棟にある(公式サイト 本館)。
西洋館は1号館「カムフィ・ロッジ」と2号館「レストフル・コテージ」からなる双子の洋館。公式サイトは、最もよく創建時の姿が保存されている棟と説明している(公式サイト 西洋館)。

花御殿は千鳥破風の屋根と赤い高欄付きのバルコニーをもつ40室の棟で、客室には花の名が付き、内装やルームキーにもその花のモチーフが入る。最上階のペントハウススイートは定員4名(公式サイト 花御殿)。
フォレスト・ウイングは高台に建つ最も新しい客室棟で、41㎡のツインが中心。森側の客室には箱根登山鉄道が見える部屋もあり、82㎡のプレミアスイートには客室専用の半露天風呂が付く。最上階の6階には宮ノ下温泉を使うスパがある(公式サイト フォレスト・ウイング)。文化財の棟の雰囲気を優先するか、広さのそろったツインと温泉スパへの近さを優先するかが、棟選びの分かれ目と言える。
富士屋ホテルはどんな人に向く?
- 向く: 明治〜昭和初期の登録有形文化財の建物に泊まりたい旅。本館・西洋館・花御殿の73室がこれにあたる。
- 向く: 記念日の旅。口コミでは記念日・誕生日に触れたものが10〜20%あり、フランス料理と日本料理の食事処を館内で選べる。
- 向く: 雨の日も館内で過ごしたい旅。天然温泉の屋内プールと史料展示室が館内にある。
- 向かない: 客室付きの露天風呂を旅の中心に据える旅程。公式の客室案内で半露天風呂付きと記載があるのは、フォレスト・ウイングのプレミアスイートである。
アクセス・基本情報
- 所在地: 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359
- 電車: 箱根登山鉄道 宮ノ下駅から徒歩7分。新宿駅から小田急ロマンスカーと箱根登山鉄道で約117分
- 車: 東名御殿場ICから約35分、東名厚木ICから約50分。無料駐車場あり
- 客室: 4棟計120室(本館12・西洋館21・花御殿40・フォレスト・ウイング47)、全室禁煙
- チェックイン15:00/チェックアウト11:00
- 温泉: 全室に宮ノ下の天然温泉。フォレスト・ウイング6階のスパは14:00〜25:00と5:00〜11:00(宿泊・デイユースプラン利用者)
- 屋内プール「マーメイド」: 花御殿地下1階、天然温泉を使用、5:00〜24:00(宿泊者専用)
- 創業: 1878年(明治11年)。2018年4月から耐震補強・改修工事で休館し、2020年7月15日に営業を再開
出典: 公式サイト アクセス/公式サイト 施設一覧/富士屋ホテル 沿革
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同じ箱根町で建物の歴史に特色がある2軒を、同じ基準で並べた。
| 宿 | エリア | 掲載価格帯(11月〜翌4月2日) | 掲載価格帯(5〜10月) | 安い月(11月以降) | 口コミで多い話題 |
|---|---|---|---|---|---|
| 富士屋ホテル | 宮ノ下 | ¥53k–¥81k | ¥67k–¥85k | 1月・2月 | 料理の味(30〜40%) |
| 文化財の宿 福住楼 | 塔之澤 | ¥68k–¥81k | ¥70k–¥81k | 1月・2月 | 料理の味・お風呂(各30〜40%) |
| 強羅花壇 | 強羅 | ¥129k–¥196k | ¥137k–¥208k | 2月・1月 | 料理の味(30〜40%) |
文化財の宿 福住楼 — 箱根町塔之澤

1890年(明治23年)に塔之澤で創業した旅館で、木造三階建ての建物は登録有形文化財。客室は17室で、食事は完全部屋食の会席料理、松の幹をくり抜いた大丸風呂がある(公式サイト)。
掲載価格は1泊2名¥68,000〜¥81,000(2026年11月〜2027年4月2日宿泊分)、¥70,000〜¥81,000(2026年5〜10月宿泊分)で、11月以降で安いのは1月・2月。公開レビューデータを集計した評価は4.5以上(1,000件以上)で、料理の味とお風呂に触れた口コミがそれぞれ30〜40%を占める。和室と部屋食の旅館に泊まりたい旅程に合う。
強羅花壇 — 箱根町強羅

強羅の旧閑院宮別邸跡地に立つ旅館で、公式サイトは源泉の温泉と本格懐石料理を掲げる。客室は貴賓室・露天風呂付き和室・スタンダード和室・離れ・別邸「東雲」に分かれる(公式サイト)。
掲載価格は1泊2名¥129,000〜¥196,000(2026年11月〜2027年4月2日宿泊分)、¥137,000〜¥208,000(2026年5〜10月宿泊分)で、11月以降で安いのは2月・1月。公開レビューデータを集計した評価は4.5以上(1,000件以上)で、料理の味に触れた口コミが30〜40%、スタッフの対応が20〜30%。露天風呂付きの和室で過ごしたい旅程に合う。
よくある質問
Q. 富士屋ホテルと湯本富士屋ホテルは同じホテル?
A. 別のホテルである。富士屋ホテルは宮ノ下駅から徒歩7分、同じグループの湯本富士屋ホテルは箱根湯本駅から徒歩3分にある。本記事の数値はすべて宮ノ下の富士屋ホテルのもの。
Q. 富士屋ホテルに安く泊まれる時期は?
A. 2名1室の掲載価格の中央値は2027年1月・2月が¥53,400で最も安く、2026年12月が¥62,400で続く。最も高いのは2026年10月の¥84,600。曜日では土曜泊が高く、11月以降の平日は土曜より約¥20,000低い(2026年11月2日時点の掲載価格)。
Q. 富士屋ホテルの口コミで多い話題は?
A. 公開レビューデータを集計すると、料理の味に触れた口コミが30〜40%、スタッフの対応が20〜30%。評価は5点満点で4.5以上(1,000件以上)である。
Q. フォレスト・ウイングはどんな客室?
A. 1960年建築の最も新しい客室棟で47室。41㎡のツインが中心で天井高は2.7m、森側には箱根登山鉄道が見える部屋もある。82㎡のプレミアスイートには半露天風呂が付き、最上階の6階に温泉スパがある。
本記事の参考情報
データの見方(集計方法)
- 価格: 2名1室・1泊あたりの掲載料金(税込)。食事条件・プランを問わない各宿の最安値で、各宿・各宿泊日について空室ありで掲載されていた最後の時点の料金(OTAに掲載された販売価格・税込。実際の予約金額・プラン条件とは異なることがあります)
- 対象: 神奈川県箱根町の富士屋ホテル 1施設(N=1)。比較の文化財の宿 福住楼・強羅花壇も同じ基準で施設ごとに集計
- 期間: 2026年5月1日〜10月31日宿泊分と、2026年11月1日〜2027年4月2日宿泊分の2期間(2026年11月2日時点の掲載価格)。価格帯は各期間の下位25%〜上位25%、月別・曜日別は中央値。2027年4月は集計日数が2日のため月別表から除いた
- 口コミ: 直近24か月に投稿された口コミのうち、各テーマに触れた口コミの割合(10%刻みの範囲)。評価点と件数は公開されている口コミの集計。(評価点・件数は2026年11月2日時点の公開値の集計。口コミ30件未満の施設は非表示)
- 出典: メトロエンジンリサーチ (OTA 価格分析)、メトロエンジンリサーチ (レビュー分析)
- 注意: 料金は予約サイトに掲載された料金で、実際の予約時の料金(クーポン・会員割引など)とは異なることがある。2027年4月2日より先の宿泊日は掲載が出揃わないため集計していない。これから先の宿泊日の料金は2026年11月2日時点の掲載料金で、今後変わることがある



